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無事に針がお腹から出て退院した豆柴王子でしたが、退院当初はとてもご機嫌が悪かったです。


まるで反抗期のとびきりひどいのが、もう一回来てしまったようでした。


いろいろと敏感に察する子ですが、なぜ入院させられていたかなんて、わかるはずないか。

痛くもないのに薬を飲まされ、いつもと違って先生に遊んでもらうこともなく、狭いケージでじっとしていないといけなかったのです。


薬で出してもらうという選択肢を選んだのは飼い主の私。本犬ではありません。


大好きな散歩の最中にさえイライラしていて、こちらを噛もうとするくらいでした。

子どもに散歩を任せることはできず、私が毎回連れ出していました。


それに前はよく笑っていたのに、いつも真面目くさった顔をしているのも気がかりでした。

このまま笑わなくなってしまうのだろうか・・?


退院したんだし、走れ回れるし、もう済んだんだからいいじゃない?と思うのですが、本犬にとってはそういうわけにはいかなかったようです。


甘噛み治ってたのに~!

またやり直し・・

 
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